セミナー・イベントSEMINAR&EVENT
本セミナーは開催終了しました。
人とAIのベストミックスで挑む!
AI時代のデータ経営セミナー
- コンサルティング領域
- ICT

申込開始までお待ちください。
概要SUMMARY
AIの進化により、経験や勘に頼る経営からデータに基づく意思決定への転換が求められています。
本セミナーでは、AI時代に必要な「データ経営」の考え方を解説し、財務データを迅速に把握できる環境づくりや顧客データを活用した売上アップの可能性について紹介します。
経営効率化やマーケティング戦略強化に役立つ実践的なヒントを提供し、企業の競争力を高めるための具体的なアプローチを学べます。
- こんな方におすすめ
- 業務を効率化したい
- データ活用の有用性は理解しているが、何から始めればよいか迷っている方
- データを経営判断や業務改善に活かしたいと考えている方
- これからAI時代に対応した経営体制を構築したい方
開催情報INFORMATION
- 開催日時
- 2025年12月3日(水) 13:00〜15:30
- 受講料
- 1名あたり
一般:5,500円(税込) CCIクラブ会員:3,300円(税込)
※CCIクラブとは
CCI Club(サイトページに遷移します) - 定員
- 50名
- 開催形式
- 北國銀行本店メインホール
- 申込締切
- 2025年11月28日(金)
- 主催
- 株式会社CCイノベーション
株式会社船井総合研究所 - お申し込み方法
- 1.「参加お申込みはこちら」よりお申し込みください。
2.申込後、登録頂いたメールアドレスに受講料入金のご案内をお送りします。本文に記載の振込先へ支払期限までにお振込みください。
3.ご入金確認後、お申し込み完了となります。 - ご注意事項
- ・定員に達した場合、申し込み締め切り前に受付を終了する場合がございます。
・自然災害などを理由にセミナーを中止する場合は、開催日前日の午後3時までに中止の旨を弊社ホームページに掲載いたします。
・同業他社さまには、お申込みをご遠慮いただいております。
・12/2(火)12:00以降のキャンセルについては受講料のご返金は致しかねます。
セミナープログラム
第1講座 13:00~13:25
経験と勘からの脱却!AI時代の「データ経営」とは?
講師
株式会社CCイノベーション シニアコンサルタント 吉村紀一郎
第2講座 13:25~13:50
デジタルで持続可能な体制に!今すぐできるバックオフィス環境構築とデータの見える化
講師
株式会社CCIForward 代表取締役 前田拓弥
第3講座 14:00~14:45
顧客を「ファン」に変える!CRMを活用した売上アップ戦略
講師
株式会社船井総合研究所 DX支援本部 執行役員 清尾修
まとめ講座 14:45~15:00
データ経営を取り入れて明日から実践してほしいこと
講師
株式会社船井総合研究所 マネージング・ディレクター 宮本賢一
開催後レポートREPORT

第1部:経験と勘からの脱却!AI時代の「データ経営」とは?
セミナー第1部では、当社シニアコンサルタントの吉村より、AI時代におけるデータ経営の重要性を解説しました。
AIは未来を再定義する存在であり、変化の激しい時代には経験や勘に頼らず、データとロジックに基づく判断が求められます。AIを活用すれば、膨大な情報を高速に処理し、推論に基づいた「メタ判断プロセス」を構築できます。そして、目的思考と直感的思考を組み合わせることで、経営者の意思決定をより高次化できると説明しました。
また、「希望 × AI = 楽しむDX」をキーワードに、データの“見える化”を通じて気づきと行動を生み出し、事業改革につなげる重要性を紹介。実践に向けては、AIを使いこなせる人材を育成することが、企業変革の第一歩になると締めくくりました。

第2部:デジタルで持続可能な体制に!今すぐできるバックオフィス環境構築とデータの見える化
CCIイノベーションのグループ会社CCIForwardの前田より、バックオフィスのデジタル化を通じて、持続可能な組織体制とデータの可視化を実現する重要性を解説しました。
AIが正しい判断を行うには、正確で迅速な会計データが不可欠であり、紙や手作業に依存する体制ではAI時代を勝ち抜くことはできません。また、決算早期化と属人化の解消を進め、特定の人に依存しない業務体制を構築することが必要になります。
バックオフィスのDXは単なる効率化ではなく、AI時代を勝ち抜くための第一歩であり、「早期化」と「見える化」を通じて、スピードある経営判断を実現することができます。最後に「まずは自社のデータが“いつ見えるか”を棚卸しすることから始めてほしい」というメッセージを投げかけました。

第3部:CRMで顧客を「ファン」に ― 売上を伸ばすデータ戦略とAI活用 ―
株式会社船井総合研究所の清尾氏が登壇し、CRM(顧客関係管理)を活用して顧客を「ファン」に変え、持続的な売上成長を実現する戦略について解説いただきました。
多くの企業では顧客データを保有していながら、分析・活用が進まず、LTV(顧客生涯価値)やリピート率の向上につながっていない現状を指摘しました。CRMを単なる「顧客リスト管理」にとどめず、営業・マーケティング・カスタマーサポートを統合的に支える仕組みとして再構築することの重要性を強調しました。
さらに、DXとAIエージェントの進化にも言及。生成AIが受動的にコンテンツを生成するのに対し、AIエージェントは自律的に業務を遂行し、顧客体験の向上や業務自動化を実現する存在であると解説しました。そして、DXを成功させるには、企業の未来像と実現までの道筋を示す「DXグランドデザイン」が不可欠であり、全社で共有すべき羅針盤として、競争力強化を導く指針になると締めくくりました。

まとめ講座:AI×データ経営で実現する企業成長 ― イノベーションを生み出す仕組みづくり ―
全体の締めくくりとして、船井総合研究所の宮本氏が登壇し、AIとデータ経営を活用した企業の効率化と売上向上を実現するための実践的なアプローチについて解説いただきました。
冒頭では、タクシー業界へのイノベーション例として、Waymo(自動運転)を紹介。人間の運転には上手い・下手の差が必ず存在しますが、AIは走行データを学習することで、走れば走るほど運転技術が向上し、一定の品質で安全・効率的なサービスを提供できるようになります。これは、人に依存しない仕組み化の象徴であり、AIがもたらす「組織の知の進化」を示す事例として紹介されました。
続いて、デジタル化の成功と失敗の分岐点を提示。成功する企業は「経営層の強いコミットメント」「スピード感と試行錯誤を許容する文化」「部門を超えた連携」を備える一方、失敗する企業は「現場任せ」「成功体験への固執」「目的不明のツール導入」に陥ると指摘しました。
最後に、データ経営には、蓄積→分析→改善というプロセスに一定の時間が掛かるため、早く始めることがとにかく重要であるということを参加者へのメッセージとして伝えました。

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