セミナー・イベントSEMINAR&EVENT
本セミナーは開催終了しました。
地方企業の経営者必見!
インドビジネスセミナー
- コンサルティング領域
- 海外ビジネス

概要SUMMARY
世界で最も注目される新興市場の一つであるインド。巨大な消費市場、急成長するデジタル経済、豊富な人材資源等が魅力ですが、日本の地方企業にとっては「遠い国」「大企業向けの市場」というイメージが根強くあります。そのため、実際にビジネス機会を掴むまでには、高いハードルを感じる企業も少なくありません。
本セミナーでは、インド市場の基礎知識や最新動向に加え、地方企業が持つ強みを活かしてどのようにインドの成長機会を攻略できるのか、具体的なヒントを提供します。
- こんな方におすすめ
- 新たな市場に進出したい
- 地方企業の経営者、経営幹部
- 経営企画、新規事業開発、海外事業部門のご担当者
- インド市場に関心のある方
開催情報INFORMATION
- 開催日時
- 2025年2月4日(火) 15:00〜17:00
- 受講料
- 無料
- 定員
- 50名
- 開催形式
- 北國銀行本店第2ホールもしくはオンライン(Zoom)
- 申込締切
- 2025年1月31日(金)
- お申込み方法
- 1.「参加お申込みはこちら」より必要事項を入力し、お申込みください。
2.お申込み後、ご登録いただいたメールアドレスへ申し込み完了メールをお送りします。
3.申し込み完了メールが届きましたら、受付完了となります。 - ご注意事項
- ・お車でお越しの場合は、金沢ニシパ駐車場もしくはタイムズ金沢駅屋上駐車場をご利用ください。
・オンライン参加の皆さまには前日までにご登録のメールアドレスに参加URLをお送りいたします。
・定員に達した場合、申し込み締め切り前に受付を終了する場合がございます。
・自然災害などを理由にセミナーを中止する場合は、開催日前日の午後3時までに中止の旨を弊社ホームページに掲載いたします。
・同業他社さまには、お申込みをご遠慮いただいております。 - 共催
- 駐日インド大使館
リブライトパートナーズ株式会社
株式会社北國フィナンシャルホールディングス(株式会社北國銀行、株式会社CCイノベーション) - 後援
- 石川県
セミナープログラム
セミナーテーマ
「インドの経済成長を自社へ取り込むために地方企業が今何をすべきか?」
主催挨拶
株式会社CCイノベーション 執行役員 一願 陽光
第1部
インドビジネスの魅力とは?~インド経済および投資環境の最新動向~
駐日インド大使館 一等書記官 Udita Gaurav 氏
リブライトパートナーズ株式会社 日本拠点責任者 池田英正 氏
- インド経済・投資環境などマクロ概況に関する最新情報
- リブライトパートナーズ会社紹介
第2部
インド経済の可能性と現地先端企業との戦略的協業事例
リブライトパートナーズ株式会社 代表取締役 蛯原 健 氏
- インドの技術力、人材、スタートアップ等が、世界のテクノロジー地政学の中で今どのような状況にあるか
- 日本企業とインドのスタートアップとの連携による事業開発、市場開拓等について具体的な事例紹介や実践ドゥーハウ解説
蛯原健氏プロフィール
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
1994年 横浜国立大学 経済卒、㈱ジャフコに入社。以来20年以上にわたり一貫してスタートアップの投資及び経営に携わる。
2008年 独立系ベンチャーキャピタルとしてリブライトパートナーズ㈱を創業。
2011年シンガポールに事業拠点を移し東南アジア・インド投資を開始。
現在シンガポールに在住し、事業拠点はシンガポール、インド、東京の3拠点。
著書「テクノロジー思考」。
開催後レポートREPORT
2025年2月4日(火)に、駐日インド大使館、リブライトパートナーズ株式会社、株式会社北國銀行、株式会社CCイノベーションの共催により「インドの経済成長を自社へ取り込むために地方企業が今何をすべきか?」というテーマでセミナーを開催しました。
第1部では、駐日インド大使館一等書記官のUdita Gaurav様に、インド経済および投資環境の最新動向について講演いただきました。
インドは現在、世界第5位の経済大国となり、2023年にはGDPが3.5兆ドルを超えました。デジタル化の進展、若年層の豊富な労働力、拡大する中間層を背景に、さらなる成長が期待されています。
インドの中小企業(SME)は、国内GDPの約30%を占め、1億1千万人以上を雇用しています。政府は企業の成長を積極的に支援しており、規制環境の改善も進んでいます。また、インドには14万社を超えるスタートアップがあり、フィンテック、ヘルステック、Eコマースなどの分野で世界的な注目を集めています。
日本企業にとって、インド市場は大きなビジネスチャンスを秘めています。「Make in India」政策のもと、製造拠点の設立や投資拡大も有望です。さらに、再生可能エネルギーや電気自動車(EV)など、持続可能な社会の実現に向けた分野でも連携が期待されています。
インドの発展とともに、日本企業がどのように関わり、新たな価値を創造できるか。その可能性を探る絶好の機会であることについて語られました。
続いて第2部では、リブライトパートナーズ株式会社代表取締役の蛯原健様より、具体的な事例を交えながら、日本企業がインド市場へ進出する上での戦略的アプロ―チについて講演いただきました。
まず、インド経済を支えているテクノロジーの状況について語られ、インドテックの隆盛の背景として、次の4つのポイントが挙げられました。
- 世界第3位のスタートアップ大国であり、100社を超えるユニコーン企業が存在
- 遠隔医療、教育、物流・サプライチェーンなど、あらゆる業界でリープフロッグ現象が起こり、DXによる発展が著しい
- インド人はグローバルビジネスで最も活躍している人種(世界時価総額上位3社のうち2社の経営者はインド人移民一世である)
- マイクロソフト、アマゾン、グーグルなどグローバル大手企業のイノベーション拠点がインドに設置
インド市場は細分化(Fragmented)されており、地域ごとに異なる特性を持つため、一律の戦略ではなく市場に応じたアプローチが必要です。また、非近代的(Unorganized)なビジネス環境が多く、伝統的なインフラが未整備な分、デジタル技術の導入による革新が急速に進みます。
さらに、インドは段階飛ばし(Leapfrog)の成長を遂げており、既存の発展プロセスを経ずに最新技術が直接普及する傾向があります。これらの特徴を踏まえ、適切な進出戦略を立てることが成功の鍵であると解説され、セミナーでは日印企業の具体的な協業事例も紹介されました。
担当者より
CCイノベーションでは、海外ビジネスにおける戦略策定、新たなビジネスモデルの実現に向けて、幅広くサポートを行っております。是非お気軽にご相談ください。
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