調査レポートREPORT
- 2025年06月13日
- コラム
【アフリカ日記vol.6】 ケニアで出会う日本の味
✓ ナイロビの日本食事情をご紹介!
ケニアに来てから、あっという間に1年が経ちました。
国際機関の本部や外資企業の地域統括拠点が多いナイロビでは、外国人コミュニティも多く、外食の選択肢も豊富です。
とはいえ、やはり恋しくなるのが日本の味。
今回はナイロビの日本食事情について、食いしん坊の小山より紹介させていただきます!
日本食材の調達先
- Jinya Foods(ジンヤ・フーズ)
- ナイロビ唯一の日本食材専門の小売店で、系列店で日本食レストランも2店舗展開しています。
- 売店のような雰囲気で、味噌・醤油などの調味料、乾麺、米、冷凍の薄切り肉(※現地のスーパーでは骨付きブロック肉が一般的)等が揃います。
- 毎週土曜日には、野菜、豆腐、大福などが入荷されるので、土曜の午前中に行くと必ず日本人の友人と遭遇します。一方で水曜や木曜あたりに行くと在庫が限られているので、その場にあるものを確認して購入しています。
- Artcaffé Market(アートカフェ・マーケット)
- ケニアで複数店舗展開する人気カフェ&ベーカリーチェーン「Artcaffé」では、総菜や輸入食材を扱う「Market」エリアが併設されています。
- 日本の調味料やふりかけ等も販売されており、個人的にはケニアのDEAN&DELUCAだと思っています。(違う、と怒られそうですが…笑)
- スーパーマーケット
- 写真はフランス発祥の大手スーパーチェーンのCarrefourのアジア食材コーナーです。
- 基本的には、「アジア」という大きなカテゴリの中に、中国、タイ、インド食材がメインで置かれており、その中にひっそり日本の醤油やうどんが紛れているイメージです。
ナイロビの日本食レストラン(日本人オーナー編)
- KAI – The Sushi Bar – (カイ)
- 寿司、刺身、天ぷら等のメニューはどれも本格的。アフリカ布を使ったおしゃれな内装で、会食などにもお勧めです。
- こちらではなんと、石川県が誇る車多酒造の「天狗舞」が味わえます!
- CHIQ Japanese restaurant (チキュー)
- 商業施設を中心にケニアとナイジェリアで複数店舗展開。カジュアルな雰囲気で現地のケニア人にも人気です。
- 上記で紹介したArtcaffé Marketへのディストリビューションも担っています。
- CHEKAFE – Japanese Restaurant (チェカフェ)
- 緑に囲まれたガーデンスタイルの日本食レストランです。
- オーナーの柏木さんが運営するYoutube「チェカTV」も人気です。
実は、ナイロビで暮らしていると、中国や韓国と比べて、日本食材の流通規模がまだまだ小さいことを実感します。(中華街の専門スーパーや韓国系食材ショップに比べて日本食材店は規模も小さく、プレゼンスの違いだなぁと感じます…)
さらに、ケニアでは輸入食品に対する賞味期限の規制が厳しく、到着時点で賞味期限の75%以上が残っていなければならないため、輸送期間を考慮すると対象商品は限定的となり、日本の輸入食材は主に調味料や乾麺などにとどまっているのも現状です。
マーケットとしてはまだまだ難しさがあるのは確かですが、今後日本食需要が高まり、ナイロビでもさまざまな日本の美味しいものが気軽に楽しめるようになっていったら嬉しいです🍶🍡
CONTACT
ご依頼やご相談など
お気軽にお問い合わせください
お気軽にお問い合わせください