調査レポートREPORT
- 2024年12月19日
- 海外レポート
健康食品市場
タイ
- タイに輸出する際は食品医薬品承認局(FDA)への登録が必要となる。
- 消費者のトレンドは美容や健康を目的としてビタミンC、プロテイン、プロバイオティクス、コラーゲンが人気がある。
- 2022年以降のトレンドとしては、アンチエイジング、完全栄養食などが新たなトレンドとして挙げられる。
- DHCなど日系大手のサプリは日系ドラッグストア、ECどちらでも販売されている。ローカルショップでは日本の商品は見られない。
ベトナム
- 2022年ベトナムの健康食品の市場規模は約6,000億米ドルに達し、2030年まで18%の年平均成長率と予測されている。
- ベトナム国産品が70%、米国、豪州、韓国、日本などからの輸入品が30%を占める。
シンガポール
- シンガポールは先進国で2番目の糖尿病率であり、政府主導での健康促進があります。
- 糖類含有量の多い飲料への規制や、一定の基準を満たす食品に対しての認定シンボルである「Healthier Choice Symbol」商品が増加している。
- 健康志向の高まりもあり、サプリメント含め健康関連商品への需要が高まっている。
中国
- 高齢人口の増加と都市部一人あたり可処分所得の増加が後押しとなり、中国の健康食品市場は今後もさらに拡大する見込み。
- 消費者が健康食品を購入する際に最も重視するポイントは「機能性(効能や品質)」であり、これはブランド面や価格面を大きく上回る。
- そのため、既に中国で流通している健康食品(とりわけ保健食品)よりも高い機能性を持つ健康食品を日本企業が提案していくことが出来れば、日本企業の中国市場への参入余地はまだまだ見込めるだろう。

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