調査レポートREPORT
- 2025年01月17日
- コラム
【アフリカ日記vol.1】実は大都会!ナイロビでの年越し
- アフリカの都市部は、想像よりもかなり発展している
- アフリカの年越し花火は危険!?
みなさん、あけましておめでとうございます。
CC Innovation Africaの清水です。2024年5月からケニア生活を開始し、あっという間に月日が過ぎ2025年を迎えました。アフリカ日記の記念すべき第1回目は、ナイロビでの年越しについてお話します。
実は大都会、ナイロビ
みなさん、アフリカに対して、以下のような、大自然、動物、民族、茶色い景色などのイメージが強いのではないでしょうか?
私がケニアに来る前のアフリカのイメージはまさしくその通りでしたが、赴任して大きくイメージが変わりました。右の写真は、ケニアの首都ナイロビの都市部です。ナイロビのトップクラスの高さを誇るオフィスビルの屋上から撮影した風景で、曇り空なのが残念ですが、きれいな高層ビルが並んでいます。街中の風景としても、想像するような民族の方々はナイロビでは見かけず、日本人と同じような普通の服装です。
ただ、上のキリンの画像も、実は同じくナイロビ中心部の写真で、市街地から車で2-30分郊外にいくと東京ドーム2500個分の敷地を誇る、ナイロビ国立公園があります。公園内は広いサバンナがひろがっており、キリン、ライオンなど野生動物が大量に住んでいます。当然ながら柵などで囲われていて、動物たちは出てこられないようになっていますが、実は数年に一度、ライオンが脱走することがあります。私がケニアに赴任した5月頃にまさしくその事件は起こり、ライオン数匹が脱走しました。すぐに警察などが対応し人的被害はなかったのですが、民家の飼い犬が食べられてしまうなどの被害があったようです・・
ナイロビでの年越し
ナイロビでも、新年の幕開けは花火とともにやってきます。午前0時になると同時に街中で花火があがりだし、人々はビル、アパートなどから花火を楽しみます。
ただ、驚くべきポイントは花火の近さで、遠くの花火を眺めていたら、突然爆音が近くで鳴り、真横で花火があがっていました。おそらく個人的にやっているものだと思いますが、アパートの敷地からあがったのはそれなりの大きさの花火で、日本では消防法で絶対に許可がおりないであろう光景でした。これは私の住むエリアだけではなく、街中いたるところ、アパートなど住宅街のど真ん中で大きな花火がどんどんあがっていて、この辺は、アフリカならではの年越しが出来たなぁと感じます。
日本の冬はとても寒い日々が続いていますが、ケニアナイロビは20度前後と年中快適な過ごしやすさです。
その代わりに季節感はないですが、この危険な花火を眺めながら、日本で購入したミニ鏡餅を部屋において、気持ちだけ正月感を味わった、ケニア生活初めての年越しでした。
皆さま、いかがでしたでしょうか!
今後、アフリカ駐在の私たちから、現地ならではの話題をお伝えしていきますので、また次回、お楽しみに!
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