Casesコンサルティング事例
ベトナム進出プロジェクト
ベトナム進出に向け検討段階から現地法人設立完了までを伴走してサポートしました。
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ご相談の経緯
代表取締役社長 酒井 清章様
取り組みたいと思った背景
当社はベトナムからの技能実習生を受け入れておりますが、帰国した実習生のうち4名は、帰国後も知り合いの会社で当社の業務に携わっていました。
彼らは当社の社風に共感し製品内容を深く理解しているため、彼らと共に現地法人を設立し事業を拡大させていくことはコロナ禍以前より検討していました。
彼らをベースに工場を設立したいという思いを抱くようになりましたがその途端、コロナ禍で海外渡航も難しい時期となってしまいました。その間も事業の検討を進めていました。
海外渡航が出来るようになり現地視察も行った結果、現地法人設立にふさわしい工場に巡りあうことができ、プロジェクトを本格的に始動することを決めました。
CCIにコンサルティングを依頼しようと思った理由
当社にとって海外での会社設立は初めてのことであり、手続きに関する情報を持っていませんでした。本件について北國銀行の担当者へ相談したところ、CCイノベーション(以下CCI)が現地法人設立のサポートができるというお話を聞きました。
最初はコンサルティングが必要かどうかも分からない状態でしたが、CCIからの説明を受け、第三者のサポ―トが必要だと感じました。
コンサルティング会社を選定するにあたり、他の選択肢も考えましたが、CCIの①グループ会社の北國銀行が当社メインバンクであるという点、②ベトナムに現法があり、日本とベトナムの両国からサポートいただける点に魅力を感じました。
加えて、CCI担当者からの提案内容、そしてコンサルティングフィーも納得できるものだったためお願いしました。
- 見えてきた課題
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- 現地法人設立全般に関する知見、ノウハウ、現地での適切な情報収集
- ベトナムの業務の複雑さと商慣習についての知見のなさ
- 現地外部パートナーとの折衝
サポート内容
- ご支援のポイント
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- プロジェクト全体のマネジメントによる本社・現地両面でのサポート
- 定例・都度会議による協議、アドバイスのご提供
- 作業工程表（WBS）・事業計画の策定から実行支援
- 現地外部パートナーの選定から連携、運営体制構築のための質疑応答
導入後の効果
- 期限内の設立完了に向けスピード感のあるプロジェクトの推進
- 現地での事業開始に向け、適切な外部パートナー選定と円滑なコミュニケーションを支援
- 意思決定・判断のための現地情報収集、セカンドオピニオンの提供
お客さまの声
設立にあたり、WBSの管理をしていただいたことで自分たちのタスク管理が明確になり、滞りなく設立することができたと思います。また、ベトナムでの監査や税務申告における外部パートナー選定にあたっても、CCIの佐竹さん(担当者)からの情報提供は、判断の指針になりました。
現地(ベトナム)からの話が二転三転するなど、シミュレーション通りにいかないことも多く苦労した点もありましたが、海外での会社設立の難しさを理解する機会になりました。
今回のプロジェクトについては、社内でも前向きな反応が多く、海外法人を有する企業となったことで、特に若手社員にとっては刺激になっていると感じます。
設立は無事終わりましたが、今後は本来の課題である事業を軌道に乗せていくことに注力し、海外事業を成長させていきます。
本社工場
担当コンサルタントから
長年ベトナムへの進出を検討してきた酒井化学工業さまにとって、初めての海外現地法人設立は大きな決断であり、そのようなプロジェクトをお手伝いさせて頂けたことを大変光栄に感じています。
プロジェクト開始・事業計画の策定にあたり、ベトナム現地法人での事業内容の把握、工場・機械の視察等に関し迅速かつ丁寧に対応頂き、お互い密にコミュニケーションを取りながらスムーズにスタートを切ることが出来ました。
設立申請フェーズに入るとベトナム現地での各種書類の準備、組織体制構築等に関し細かい対応、都度の調査が必要でしたが、弊社ベトナム法人（CCイノベーションベトナム）を通じ国内外双方からのサポートを行うことで円滑なコミュニケーション、プロジェクトの進行に繋がったと考えています。
CCイノベーションの海外コンサルティングでは設立サポートだけでなく、今後現地法人の運営支援等の現地での課題解決のサポートを強化して参ります。
現地法人開設セレモニーの会食にて
CCイノベーション 佐竹
