調査レポートREPORT
- 2025年05月01日
- コラム
【アフリカ日記vol.4】ところで普段なに食べているの?ケニア料理特集
- 駐在員が普段食べているケニア料理7選をご紹介!
Mambo! 海外では現地の食文化を楽しむ派の小山です。
今月はなかなか日本では馴染みのない「ケニア料理」について、我々が普段食べているものを中心にご紹介させていただきます。
ウガリ (Ugali)
ケニアの主食です。メイズ(トウモロコシ)やキャッサバなどの粉を水で煮て固めたものになります。ウガリ自体の味はほぼ無なので、スープや野菜と一緒に手で食べるのがケニア流です。
チャパティ (Chapati)
小麦粉、水、塩をこねた生地を薄く伸ばして焼いたインドから伝わった平たいパンです。ケニアだけでなく、タンザニア、ウガンダなどの東アフリカ地域でよく食べられています。
ピラウ (Pilau)
香り豊かなスパイスとともに調理された米料理で、日本風に言えば「ピラフ」です。インディカ米やジャスミン米が使われ、トマトを混ぜたり、お肉を混ぜたりと家庭や店によって味に違いがあります。
ニャマチョマ (Nyama Choma)
スワヒリ語で、「Nyama=肉、Choma=焼く」を意味しており、炭火でじっくり焼かれた肉料理全般を指します。牛肉やヤギ肉が主流ですが、場所によっては、鶏肉、羊肉も提供されています。ケニアビールの「Tasker」や「White Cap」を片手にニャマチョマを素手で食べれば、今日からあなたもケニア通です!
ティラピア (Tilapia)
海に面していないナイロビにおける魚料理といえば、ビクトリア湖やナイバシャ湖で捕れる「ティラピア」が一般的です。焼いたり、揚げたり、煮込んだりと調理方法は様々で、個人的には、トマトベースのソースをかけた「Wet Fry」という調理法が一番好きです。
カチュンバリ (Kachumbari)
トマト、玉ねぎ、パクチー、レモン、塩で作る生野菜サラダで、肉料理や魚料理のサイドディッシュとして食べられます。
スクマウィキ (Sukuma Wiki)
ケールの葉を細かく刻み、柔らかくなるまで炒めた料理です。ウガリや肉料理と一緒に日常的に食べられており、安価でどこでも手に入る野菜のため、料理名にはスワヒリ語で「1週間を乗りきる」という意味が込められています。
以上、ケニアの食事は素材を生かしたシンプルなものが多く、カチュンバリやスクマウィキは私も大好きで家でもよく作っています。あと、敢えてご紹介はしませんでしたが、フライドポテトがどこで食べてもとても美味しいです。
今回はケニア料理を紹介しましたが、都市化が進むナイロビでは、エチオピア、ナイジェリア、インド、中国、韓国、日本、イタリア、メキシコ等々レストランの選択肢は沢山ございます。日本食については、改めてご紹介させていただきますね!
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