調査レポートREPORT

公開希望日：2023年5月29日

レポートサマリー

基礎知識

• 節約志向の強まりに加え、消費者が高価でフォーマルな服装を求めるシーンが減少したため、家計における衣服関連の支出が減少している。
• 各品目の物価動向は、原材料価格や供給環境など複合的な要因により変化している。

業界動向

• 大型ショッピングモール開発やファストファッションの台頭により、「一般小売店」「ディスカウントストア・量販専門店」での購入が増加している。
• 実店舗の位置付けや役割が変化してきており、 EC と実店舗を融合させる取組もより一層進んでいる。
• メルカリを筆頭にレンタルやシェアリングなどの個人間取引の市場は継続的に成長している。
• 日本の衣料品について約98％が輸入であり、 1年間に新たに国内に供給される衣料品の約64％はリユースもリサイクルもされずに廃棄されている。

今後の焦点

• 素材の選定、生産工業での労働環境、流通、販売、リサイクルに至るまで、倫理的な基準のもとに消費活動を行うことエシカル消費が注目されている。