seminar Report

セミナーレポート

デジタルを活用して実現する業績アップ
~ノーコード・ローコードでデジタル人材不在でも効果がでるDXとは?~
【デジタルマーケティングコース】
20240125
20240222
20240321
会場 北國銀行本店

講義風景〈2024年01月25日(木)〉

2024年1月25日(木)、第1回DX分科会(デジタルマーケティングコース)を開催しました。

分科会開催に先立ちまして、北國銀行デジタル部 小笠原 啓子より、「デジタルマーケティング概論」と題し、デジタルマーケティングの全体像をご紹介させていただきました。
デジタルマーケティングを実施する際、やみくもにツールを導入すると費用だけがかかってしまい、機能を十分に使いこなせない事例が多くあります。
『どのようなツールを選択すれば、自社の目的が達成でき、課題解決ができるか』を検討することは、非常に重要なポイントであることを強調させていただきました。

続いて、ゾーホージャパンの仲井 暁様にオンラインでおつなぎし、今回利用するZoho製品の紹介を行っていただきました。
Zohoの多くの製品ラインナップをトータルで利用することにより、業務ツールをシームレスで展開できること、また他社と比較するとコストメリットが非常にあることを説明いただきました。
ローコード・ノーコードで様々な業務に対応できるオールインワンシステムであり、コスト面でも機能面でも、また社内のDX化に向かうスモールスタートとしても、最適なツールであることをお話ししました。

続いて、船井総合研究所 DXエンジニアリング部の松田 元太様に、Zohoの活用事例と、Zohoを活用したMAの基本設定についてお話ししていただきました。
「MA(マーケティングオートメーション)」とは、見込み客の獲得から優良顧客へと育成するシステムのことを言います。
その中でZohoの機能を利用することで、①チャットボットでの反響獲得数向上、②顧客管理機能で問い合わせ・顧客を一元管理、③メルマガ配信によるリスト客の顧客育成、④Webサイトトラッキングで温度感が高い顧客へのアプローチ、⑤スコアリングで顧客の見込み度を可視化、⑥メルマガ開封・Webサイト訪問履歴の一元管理、⑦見込みの高い顧客の自動抽出・自動通知、などが実現できることをご説明いただき、実際のZohoのデモ画面にてそれぞれ実践していただきました。


最後に、船井総合研究所 DXエンジニアリング部の中根 敬司様に、DX分科会プレイベントに続いてご登壇いただきました。
今回いろいろな動機でご参加いただいた皆様に、改めて共通の課題を共有させていただきました。DXを推進するために、①どこから手をつけたらいいかわからない、②流行りのツールをたくさん導入したら、ツール間の連携ができない、③外部に依頼してカスタマイズすると、自分で簡単な修正ができない、④社内にデジタル人材がいない、育て方がわからない・・・。
このような課題に対し、Zohoは最適なツールのひとつです。

北國銀行、CCイノベーション、船井総合研究所の様々な事例を今後も公開させていただきますので、是非この分科会を利活用していただければと思っております。
来月行われる第2回では「Zoho CRMの顧客管理・項目設定について」と題し、CRM の項目作成、データインポート、そして、CRM Campaigns との連携を実際に体験していただきます。

今後も、参加された皆様からのご意見をいただきながら、実践型で、少人数制ならではの実りあるワークショップを展開できるよう努めてまいります。

講義風景〈2024年02月22日(木)〉

2024年2月22日(木)、第2回DX分科会(デジタルマーケティングコース)を開催しました。

引き続き、船井総合研究所 DXエンジニアリング部の松田 元太様に担当いただき、ZohoCRMの顧客管理・項目設定について説明いただきました。

最初に、「MA(マーケティングオートメーション)」を実施するにあたり、3つの準備事項が必要であることをお話ししました。必要な事項は、①顧客データの整備、②メールマガジンの配信設定、③自社サイトのZoho対応 です。 今回は、①の顧客データの整備を取り組みました。ZohoCRMの概要や機能を理解していただいた後、顧客データをZohoCRMで管理するために、設定とデータインポートを実践形式で取り組んでいただきました。
今回のテーマは、ZohoCRMに顧客情報をインポート、および入力する、という少し退屈な作業だったかもしれませんが、MAを実施するための土台作りであり、重要な作業であることを理解いただき、参加された皆様に大変ご協力をいただきました。

いよいよ、来月行われる第3回からはデジタルマーケティングを実感いただきます。第3回は、「Zoho Campaignsメールマガジン作成・配信」と題し、リスト作成から、コンテンツの作成、配信後の結果確認まで実際に体感していただけると思います。
また、第4回は、WebサイトにZoho SalesIQを実装することを体感いただき、どのように顧客のスコアリングを行っていけるかを実践形式で取り組んでいただきます。

全4回で、Zohoで行える一連のMAの内容についてできるだけお伝えできればと思っています。 今後も、参加された皆様からのご意見をいただきながら、実践型で、少人数制ならではの、実りあるワークショップを展開できるよう努めてまいります。

講義風景〈2024年03月21日(木)〉

2024年3月21日(木)、第3回DX分科会(デジタルマーケティングコース)を開催しました。

引き続き、船井総合研究所 DXエンジニアリング部の松田 元太様に担当いただき、Zoho Campaignsによるメールマガジン作成・配信について説明していただきました。

はじめに、Zoho Campaignsの概要を説明しました。
役割は、見込み顧客へのメルマガ配信であり、主な機能は、①メール購読者管理機能、②メールマーケティング機能、③キャンペーン管理機能、④メール配信の自動化機能、であることをお伝えしました。それから、これまで属人的に行われていた見込み客の獲得・育成 を“ MA ”によりシステム化することが、利活用する大きな目的であることを理解いただきました。

第3回も、皆さまには実際に触っていただくことに多くの時間を使っていただきました。ご自身のメールアドレスに対し、「商品紹介」のメールを配信、配信先リスト・セグメントの作成、メールテンプレート作成、メールマガジンの配信などを実施いただき、Zohoで行うことができる、メールによる”MA”を体感していただけたと思います。 最後に、ワークフロー配信によるメール開封別の配信設定を、皆さまに向けた「挑戦実習」とさせていただきました。 

第4回は、Zoho SalesIQを実装し、Webサイトによる”MA”を体感いただくため、Zoho SalesIQ のトラッキング設定とZoho CRM MA情報確認をどのように行っていくか、を引き続き実践形式で取り組んでいきます。

年度末や季節の変わり目で体調の崩しやすい時期となっていますが、体調管理に十分注意いただきながら、最後までリアルでご参加いただけたらと思います。皆さまにとって実りあるワークショップとだったと言っていただけるよう、最後まで努めてまいります。



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