seminar Report

セミナーレポート(プレイベント)

デジタルを活用して実現する業績アップ
~ノーコード・ローコードでデジタル人材不在でも効果がでるDXとは?~
20231025
会場 北國銀行本店3F メインホール

CCIクラブのDX分科会開催にあたり、2023年10月25日(水)にプレイベントを実施しました。

講演会の様子

第1講座では、CCイノベーション執行役員の平田祐輔より、「経営者が知っておきたいデジタルファースト経営とは」と題し、DXの定義や取組み目的、事例の紹介、スモールスタートから進めていくことの重要性をお伝えしました。

第2講座では、株式会社船井総研デジタル ITコンサルティング事業部 中根敬司様をお迎えし、「デジタルマーケティングで実現する売上アップの方法とは」をテーマに講演いただきました。
Afterコロナにおける高成長企業が考えている業績アップの方程式のひとつとして「売上」=「案件数」×「受注率」×「平均単価」を提示され、そのうち「案件数」を増やすための「集客DX」、「受注率」を増やすための「営業DX」についてお話いただき、より実践的で効率的な統合ツールとして「Zoho」*をご紹介いただきました。

講義では、「集客DX」のソリューションの一つとして、Zoho SalesIQおよびZoho Campaignsを紹介し、利用した反響数をアップする方法および事例をご説明されました。
また「営業DX」の一つのツールとして、Zoho CRMを紹介し、顧客・案件管理方法および、成功事例のより具体的な説明があり、システム連携に優位性がある統合的なDXツールを使うメリットについてお話いただきました。

最後に、本日の講義を聞いて「自社でもやりたいな」で終わらず、「すぐやろう」というスピード感が重要だ、と強調いただき、第2講座を締めくくっていただきました。

第3講座では、株式会社船井総合研究所 ディレクター 神徳あや様をお迎えし、「デジタルワークスタイルで実現する生産性向上の方法とは」をテーマに講演いただきました。
人手不足などの課題が山積する昨今、中小企業における生産性向上を実現するためには、DXが欠かせないことをお話しいただきました。

その上で、課題解決の代表的なデジタルツールとして「Kintone」*のご紹介があり、売上向上や労働時間減少に成功した会社の事例を提示いただきました。
また、その生産性を表す一つの指標として、「人時(にんじ)生産性」に関する説明もありました。従業員ひとりが1時間でどれだけ利益を生み出しているかを表す指標であり、より効果の高い分析が可能であるため、自社の生産性を考える指標の一つとしてイベント参加者にも算出を促進されていました。

最後に、DXは必ず経営者がコミットしなければならないこと、一番業績に影響を及ぼす工程に焦点を絞り、まずはスモールステップで進めることが重要であることについて、第1講座に続いて再度力強くお伝えいただき、第3講座を締めくくっていただきました。

Zoho*・・・Zoho - 企業向けのクラウドソフトウェアスイートとSaaSアプリケーション(外部サイト)
Kintone*・・・
kintone(キントーン)- あなたの「その仕事に」 (cybozu.co.jp)(外部サイト)

最後に

第3講座終了後、参加された皆さまにアンケートを記入していただきました。
今後開催予定である二つの分科会の参加希望や、開催や運営に関する皆さまのご意見を参考に、改めてCCIクラブ会員の皆さまに参加申込フォームをお送りいたします。是非貴社内で共有の上、奮ってご参加ください!

CCIクラブでは、皆様の視座を高めるお役に立てるよう、様々な企画を検討しています。ホームページやメーリングリストにより、随時ご案内を行っておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。

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