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セミナーレポート

財務研修とCCイノベーションのコンサルタントが提供している5ステップフレームワークをベースに、自社の戦略を考える、実践型カリキュラム
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会場 北國銀行本店

講義風景〈2024年3月14日(木)〉

2024年3月14日(木)、第5回BESTゼミを開催しました。
第5回からは「5ステップフレームワーク」に入り、当日はそのファーストステップである「コスト削減」をテーマに学んでいきました。

今回は、CCイノベーション 経営戦略グループの山澤が講師を担当させていただきました。コスト削減の目的は、成⾧に向けた有効資源の捻出であること、そしてコストコントロールは、ステップを踏んで取り組み、組織に「定着化」させることが重要であることを様々な角度から説明させていただきました。
また、コストについて考えていく上で、少しでも「具体的」で「効果的」な打ち手を探る必要があることから、①分ける、②数値化する、③比べる(比較する)という、一見当たりまえでありながら、しっかり行うべきことも紹介させていただき、固定費、変動費、製品別、顧客別、部門別…など「分けて」把握することの重要性を強調させていただきました。
そして、製造業の事例にて、原価計算の基本とその具体的な手法についてお話しさせていただきました。
皆さまには、計算問題を考えていただき、また、活動を基準にコスト配賦する考え方などに対して、コメントをいただきました。

京セラ創業者の稲盛和夫氏も、「値決めは経営である」と述べており、経費であれ、商品価格であれ、事業の中で「金額」を決めることは、経営者の重要な仕事であり、今般、コストの実態を正しく把握し経営に活かすことを、強く皆様にお伝えさせていただいたつもりです。
皆さまも、今一度自身が行っている事業を顧み、コストに関しより深く考えていただき、学んでいただいたことを思い出しながらバランスをもって自社のコスト削減に取り組んでいただければと思っています。

引き続き参加された皆様からのご意見を参考に、少人数制ならではの実りあるワークショップを展開できるよう努めてまいります。

講義風景〈2024年4月18日(木)〉

2024年4月18日(木)、第6回BESTゼミを開催しました。
第6回は「5ステップフレームワーク」の「マネジメント(ガバナンス)」をテーマに学んでいきました。

今回は、CCイノベーション 人事グループの山本が講師を担当させていただきました。まず、用語をより深く理解していただくため、「マネジメント」「ガバナンス」「ガバナンスとコンプライアンスの違い」「これらを整備する目的」をそれぞれ皆さまに言語化していただきました。
そのうえで、マネジメント、特にピープルマネジメントとして、「人(従業員など)の感情を動かすため」に、各自、各社の行動指針について今一度考えていただき、全員に発表していただきました。
改めて自社を振り返り、将来を見据える上で、実際に書いて発表することは、皆さまにとっても良い機会になったのではないでしょうか。

次に、「チーム力を底上げする」ためのチームビルディングについて説明し、そのアプローチについて一緒に考えていただきました。体を使って理解していただくために、3つのグループアクティビティ、「ヘリウムリング」、「ハートビーイング」、「ネームスピード」をご用意しました。

体を使ったグループアクティビティにより、成長と成果を生み出すチームになっていく過程について、確認いただけたのではないかと思います。是非各社に戻って、実践していただきたいと思います。

最後に、山本より、改めて次世代経営者の皆さまに、①現場をまわる、②名前を呼ぶ、③感謝を伝える、④期待を伝える、この4つを明日から実践してほしい、とお伝えしました。当たり前のことではありますが、日々忙しくしていると忘れがちな行動です。

経営層が現場を訪れ、社員を労う企業には活気が生まれます。従業員の皆さまは、承認されることで貢献意欲が高まり、組織の一体感にもつながります。是非明日から実践していただければと思っています。

今回は、発表を多くしていただき、また体を使ったアクティビティも行いました。積極的にご参加、ご協力いただき本当にありがとうございました。引き続き参加された皆さまからのご意見を参考に、少人数制ならではの実りあるワークショップを展開できるよう努めてまいります。

講義風景〈2024年5月16日(木)〉

2024年5月16日(木)、第7回BESTゼミを開催しました。
第7回は第4回に続き、講演の回とさせていただきました。今回は、CCイノベーションの代表取締役社長、菊澤より、「企業経営 ~組織のあり方~」を題材とし、皆さまとディスカッションさせていただきました。

経営目的の変化、経営に必要な要素について、まずお話しし、皆さまからもさまざまな意見をいただきました。そして、その要素中において重要な「組織」論について一緒に考えていただきました。
企業経営は、戦後の一定の答えがあった時代から、答えがない時代(成熟した時代)になってきています。自分で、そして仲間と一緒に「考える」ことがより重要な取り組みになっていることを述べさせていただき、皆さまとも意見交換をさせていただきました。
皆さまに、自社の取り組みを振り返ってコメントしていただくと、出来ていると答える方、なかなかできていないと答えた方、様々でした。
業種や年代が違う皆さまと我々で、様々なプラクティスを共有し、ディスカッションすることは、非常に良い機会だったと思います。明日からの企業経営に少しでも役立つ情報があったならば嬉しく思います。

最後に、CCイノベーションの青森より、今後策定いただく経営計画書について、追加情報をお伝えさせていただきました。発表会に向けてもう少しです。是非お時間のあるタイミングで少しずつ作成していただければと思います。

次回は、第8回、5ステップの「事務効率化(BPR、ICT)」となります。 引き続き参加された皆さまからのご意見を参考に、少人数制ならではの実りあるワークショップを展開できるよう努めてまいります。

講義風景〈2024年6月20日(木)〉

2024年6月20日(木)、第8回BESTゼミを開催しました。
今回は、事務効率化(BPR・ICT)の概要と必要性について学んでいただきました。講師は、CCイノベーションICTグループの大家グループ長が担当させていただきました。

業務効率化をすることで、少ない人数・時間で同じ業務を遂行できるようになります。そして、顧客と質の高いコミュニケーション時間を増やせたり、新たな商品開発に人員を割けたり、また、一人当たりの生産性向上に向けた取り組みのリソースが捻出することができ、最終的に企業価値向上につながります。この業務効率化の「手段」が、今回のテーマ、BPRとICTとなります。

最初にBPRについて考えていきました。BPRは、人・モノ・情報・システムの課題に対し、現状とあるべき姿を分析し、業務再構築案の策定をすることにあります。
講義では、CCイノベーションが過去にクライアントと行ってきた実際の事例を紹介し、その際の課題や対応策、またはスケジュールや考え方、そして最終のアウトプットのイメージを共有させていただきました。

講義後、自社の中で誰が中心的な役割を果たすべきか、という質問がありました。プロジェクトリーダー、メンバーの選定は非常に重要です。ただ、選定したいメンバーは、どうしても、自身の業務・本業が忙しい方になってしまうことも事実です。そうなった場合、いかに、その方が、意識高く、プロジェクトにコミットできるかが重要なポイントで、場合によっては一部既存業務の振り分けが必要となります。また、今回受講いただいた、次世代経営者の皆さまは、将来の会社を担う方々です。こういったプロジェクトのリーダーとして適切な方ではないか、ともお話しさせていただきました。

続いて、ICTについて講義を行いました。ICTは、業務再構築、あるべき姿を実現するための「仕組作り」といえます。

ICTにおいても、CCイノベーションの過去のクライアントへのプロジェクト事例を中心に講義を進めさせていただきました。ペーパーレスや業務の見える化を行うため、自社に合うグループウェアなどのシステム選定をどのように比較検討していくか説明させていただきました。そしてシステム導入により、どのような効果があったかも、実際の事例をもとに共有させていただきました。

講義後、皆さまの現状の社内IT環境・基盤についてディスカッションさせていただきました。ソフトウェアの導入およびペーパーレス化の取り組みは、各社でかなりの差があることが分かりました。また、ご高齢の従業員が多く、なかなか理解が進まない、などの課題もいただきました。
今回ご紹介した事例を社内で共有し、実際のメリットを社内で少しずつ浸透させていくことを推奨させていただきました。また、我々CCイノベーションのようないわゆる”外圧“を利用していただきながら進めるのもひとつの方法とも感じております。

次回は、第9回、5ステップの「マーケティング」となります。マーケティングの概要と必要性、経営戦略との関係性を学び、マーケティングツールの活用と理解を深めていきたい、と思っています。
引き続き参加された皆さまからのご意見を参考に、少人数制ならではの実りあるワークショップを展開できるよう努めてまいります。



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